
Höfler Speed Viperは、量産工程における高能率な創成研削およびポリッシュ研削のために開発された円筒歯車研削盤です。加工するワークや生産要件に合わせて、以下の3機種をラインアップしています。
Speed Viper 300:シングルスピンドル仕様/最大ワーク径300 mm
Speed Viper² 180:デュアルスピンドル仕様/最大ワーク径180 mm
Speed Viper² 80:デュアルスピンドル仕様/最大ワーク径80 mm
Speed Viper²はデュアルスピンドル構造を採用しており、一方のスピンドルで加工している間に、もう一方でワークの交換や準備を行うことで、加工以外に要する時間を最小限に抑え、高い生産性を実現します。部分自動化から完全自動化まで、さまざまな生産環境に対応可能です。また、VDMA 34180規格に準拠した自動化インターフェースを搭載することもでき、生産ラインや各種自動化システムとのスムーズな連携を可能にします。
機械ソフトウェア「Gear Operator」には、作業手順に沿って画面上で操作を案内するガイド機能が搭載されています。複雑な加工条件であっても、オペレーターが迷うことなく、簡単かつ確実に操作できます。さらに、最新の駆動・制御技術により、優れたエネルギー効率も実現しています。
JIMTOFでは、高い生産性、柔軟な自動化対応、優れた操作性を兼ね備えたSpeed Viperをご紹介します。量産歯車加工のさらなる効率化と品質向上に貢献する最新技術を、ぜひ会場でご覧ください。
全自動CNC制御の精密測定センター P 40 は、生産工程における品質保証を強力にサポートする測定機です。コンパクトな設計ながら、最大直径400 mmのワークに対応し、多様な測定を高精度に実行します。
測定対象・測定機能の一例は以下のとおりです。
P40は、ロボットアームと組み合わせることで、ワークの搬入・搬出を自動化することも可能です。これにより、オペレーターに依存しない連続的かつ効率的な測定工程を構築でき、製造工程全体の自動化にも貢献します。温度補正機能を搭載しているため、周囲温度が+15~+35℃の環境でも安定した測定結果を得ることができ、恒温室だけでなく製造現場での測定にも対応します。
また、高精度なワーク回転テーブルにより、測定データを迅速かつ正確に取得します。座標測定、形状測定、歯車測定、表面粗さ測定など、さまざまな測定をワークの段取り替えを行うことなく、一度のセットアップで実施できます。全座標方向の測定値をデジタルで取得するスキャニング式3Dタッチプローブシステムにより、高い測定精度と優れた再現性を実現します。さらに、グラフィカルで分かりやすいプログラミング環境と直感的に操作できるソフトウェアにより、複雑な測定作業でも簡単かつスムーズに設定・操作できます。
JIMTOF 2026では、製造現場における高精度測定と自動化を両立するP 40の最新ソリューションを、ぜひ会場でご覧ください。

Höfler円筒歯車かみ合い試験機 R 300 は、歯車の品質に起因するギヤノイズの発生原因を、高い信頼性で特定できる測定技術を搭載しています。短時間で測定できるため、さまざまな製造工程へ容易に組み込むことができ、生産した歯車の全数検査を可能にします。
R 300は、歯車の回転特性およびノイズ特性を評価するために必要な、以下のかみ合い試験に対応し、貴社のEOLの結果と相関性が取れる仕組みになっています。
装備仕様に応じて、歯車単体だけでなくシャフト部品の検査にも対応可能です。これは、電気自動車の駆動システム(eDrive)に使用される、わずかなノイズも許されない高品質な歯車やシャフト部品の評価において、特に重要です。
全数検査では、抜き取り検査と比較して非常に多くの測定データが生成されます。R 300で取得したデータは、Klingelnbergの「Gear Noise Analyzer(GNA)」ソフトウェアを使用することで、適切に分析し、レポートを作成できます。
さらに、生産監視用に設定された公差と組み合わせることで、量産工程における歯車品質の継続的な監視と、異常の早期発見を支援します。


Quiet Bevel Grindingは、研削加工されたかさ歯車のノイズ特性を最適化するKlingelnberg独自のソリューションです。歯溝ごとに機械の動きへ低周波の周期的な変化を与えることで、それぞれの歯面形状を個別に調整します。これにより、特定の周波数に集中していた音のエネルギーを複数の周波数へ分散させ、耳障りな歯車ノイズを低減します。その結果、ラッピング加工されたギヤセットに近い、複数の周波数が混ざり合った音質となり、人の耳にとってより快適に感じられる作動音を実現します。
Quiet Bevel Grindingの大きな特長は、加工サイクルタイムに影響を与えることなく、量産工程へ導入できる点です。また、歯車測定への影響もありません。歯車の円周方向に対して意図的かつ適切に歯面修整を分布させるため、実績のあるKlingelnbergのClosed Loopシステムをそのまま活用できます。これにより、測定結果を加工工程へフィードバックしながら、安定した品質と優れたノイズ特性を両立します。

KLINGELNBERGは、データを活用した品質管理「Data-Driven Quality Management(DDQM)」が、これからのものづくりを支える重要な鍵になると考えています。
DDQMでは、製造工程で得られるあらゆる関連データを一貫して活用し、それぞれのデータをインテリジェントにつなげます。これらのデータを品質管理に役立てることで、最終的なワーク品質を管理・向上・最適化することを目的としています。
製造工程全体を網羅するDDQMを導入することで、潜在的な問題を早期に発見し、ワークが工場から出荷される前に、製造現場で迅速に対応できるようになります。これにより、問題発生から対応までの時間を大幅に短縮できます。
KlingelnbergはDDQMの実現に向けて、製造工程における原因と結果の関係を可視化し、品質に関する有益な情報を提供する包括的なソフトウェアコンポーネントを開発しています。こうした仕組みによって、不具合が発生してから対応する従来の品質管理ではなく、品質変化の兆候を事前に捉えて対策する「予測・予防型の品質管理」を可能にします。
Smart Tracingは、マシニングセンタから複雑な生産設備まで、幅広いCNC機械の挙動を総合的に分析するウェブベースのソフトウェアです。一般的に使用されている主要な制御システムに対応しており、Klingelnberg製の機械だけでなく、他社製のCNC機械にも活用できます。
サーボトレースデータを関連する加工データや性能データと組み合わせてアップロードし、管理・評価することで、制御偏差、調整偏差、輪郭偏差、その他の性能指標を可視化します。これにより、個々の機械だけでなく、生産ライン全体における原因と結果の関係を的確に特定し、評価することが可能になります。
Smart Tracingでは、高いサンプリング周波数で記録された信号を解析するだけでなく、以下の機能も利用できます。
これらの機能により、製造工程における異常、振動、機械剛性の変化、加工プロセスのばらつきなどを早期に検出できます。
Smart Tracingは、機械の状態変化を事前に把握する予知保全を支援するとともに、製造プロセスの継続的な改善と最適化に大きく貢献します。


Smart Factoryは、製品の設計、製造から出荷に至るまで、ものづくりの在り方を大きく変革します。IoT、AI、リアルタイムデータ分析を統合することで、工場はこれまで以上にインテリジェントで効率的、かつ変化に柔軟に対応できる生産環境へと進化します。機械の停止時間を最小限に抑える予知保全や、業務を効率化するデジタルワークフローを活用することで、以下のような効果を実現します。
これからの製造業に求められるのは、単なる自動化ではありません。設備や工程、人、データが相互につながり、蓄積されたデータを活用しながら、生産工程全体を継続的に最適化していくことが重要です。Smart Factoryは、つながる工場とデータに基づくものづくりを実現し、生産設備が持つ能力を最大限に引き出します。
機械の性能を十分に発揮するためには、使用する工具とクランプ装置の品質が極めて重要です。
Klingelnbergは、工具・クランプシステムの分野においても、最高水準の精度と信頼性、革新的な技術によって新たな基準を確立しています。
JIMTOF2026では、加工機、品質管理、ソフトウェアソリューションに関する幅広い新製品に加え、工具・クランプシステム分野における先進的な開発技術とイノベーションをご紹介します。


JIMTOF 2026(第33回 日本国際工作機械見本市)は、2026年10月26日(月)~31日(土)の6日間、東京ビッグサイトで開催されます。
JIMTOFは、工作機械業界における最新技術やイノベーションが一堂に会する展示会であり、世界中の専門家や企業、来場者が交流する国際的なプラットフォームです。
日本クリンゲルンベルグはブースを出展し、バーチャルマシン展示やシミュレーションを通じて、最新の技術・ソリューションをご紹介いたします。
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