1954年5月、日本法人が設立され、現地において日本語で直接顧客やパートナーに技術コンサルティングおよびサービスを提供する基礎が築かれました。以来、市場だけではなく、企業も絶えず成長してきました。
現在KLINGELNBERG Japan(日本クリンゲルンベルグ) には30名の従業員が在籍し、横浜における販売業務とサービス業務に加えて、名古屋の拠点では工具メンテナンスのための独自の研削サービスとを提供しています。ドイツおよびスイスの販売・技術・サービス部門の従業員との密接な交流により、日本のチームをサポートしています。「日本のお客様からの長年にわたる信頼を誇らしく思います」と日本クリンゲルンベルグの取締役、神野瑞晴は話します。2022年8月以来、日本クリンゲルンベルグ株式会社の代表取締役かつ経営責任者であるThorsten Eckhoffは、こう言い添えました。「これからも日本のお客様に最高品質の機械とサービスをお届けし、新しい市場、特にエレクトロモビリティで、革新的かつ効率的なソリューションを提供するために、この成功を今後の励みとしていきます。」
1954: すべての始まり
1954年5月19日、東京での日本クリンゲルンベルグ株式会社の創立がその始まりでした。 日本の自動車メーカー、トヨタ自動車株式会社に距離的に近いこと、また同時に行われた、当時トヨタのサプライヤーであったOerlikon Geartec AGとKLINGELNBERG(クリンゲルンベルグ)グループとの合併により、KLINGELNBERG(クリンゲルンベルグ)は1990年代に愛知県安城市三河安城に二つ目の拠点を開きました。その場所にはショールームが併設されていたため、お客様に機械をライブでデモンストレーションすることができました。1998年、企業は独自の不動産を取得し、首都東京から、国内で二番目に大きい都市横浜に拠点を移転しました。
人口370万人あまりの横浜は東京都市圏に属する地域であり、重要な産業・貿易・港湾都市です。二つの都市を分かつ距離はわずか25㎞ですが、横浜には明確な独自の文化、産業、経済が存在します。
2005: 円筒歯車テクノロジーの登場
7年後、再び社史はその頂点を迎えます。すでに2005年には、日本クリンゲルンベルグ株式会社は後年 (2012年) 買収したドイツのHöfler Maschinenbau社の代理店となり、日本でのHOEFLER (ヘフラー) 円筒歯車研削盤の販売を開始しました。
2013: 名古屋の研削サービスセンター
Klingelnberg(クリンゲルンベルグ)は2013年6月21日、従来の販売・サービス業務に加え、名古屋に研削サービスセンターを解説し、こうして企業の経歴において次の章が幕を開けました。以来、KLINGELNBERG(クリンゲルンベルグ)は日本で4番目の都市で、バーブレードの研削と再コーティングからスティックブレード カッターヘッドのフルセットアップの納品まで、一貫したサービスを提供しています。社内設計による応用技術との連携により、KLINGELNBERG(クリンゲルンベルグ)は工具の設計、データと図面の作成、工具形状の最適化およびそれに伴う工具寿命の最適化もお受けしています。
日本クリンゲルンベルグの最新の拠点は、横浜の本社から約380 km離れた場所にあります。これは電車で1時間半の距離に相当します。本社は、横浜の交差駅である「新横浜駅」から徒歩わずか10分の魅力的な場所に位置しており、KLINGELNBERG(クリンゲルンベルグ)はその恩恵に浴しています。この長距離列車の乗り入れ駅は1964年に開業され、中核地域でもある日本の本州の重要な交通結節点となっています。
日本の子会社は、2024年11月5日~10日に東京で開催される見本市「JIMTOF」にも出展します。日本クリンゲルンベルグチームは多数の来場者の方との会話を楽しみにしています。70年の成功の歴史に関する詳細情報はklj70years.klingelnberg.comをご覧ください。